2/1(土)13:30~煉瓦館コットンホールにて、第12回協力会員養成講座&子育て講演会を開催しました。
21名の参加でした。

最初に熊取町子育て支援課長の安達さんより「熊取町の子育て施策」について、
妊娠・出産期から子育て期にわたる切れ目のない支援の説明をしていただきました。
続いて、大阪健康福祉短期大学教授の野村先生より
「こどもってどう発達していくの?~乳児・幼児・小学生~」と題してお話をお聞きしました。

発達の原動力は「願い」と「あこがれ」そして「矛盾」。
大人が「発達させてあげる」訳にはいかず、発達の主人公は子ども自身であること。
発達について学ぶことは、見通しを持った子育て・保育をすることや、
その時期にあった援助や関りをすることにつながり
何より子どもの行動の背景を理解することで
より愛おしく感じられるとおっしゃっていました。
また、自分が大切にされる経験をすることで
「自分は愛されるに値する存在」「他者は自分を受け止めてくれる」と学び
困ったときに「助けて」と言える力になるということでした。
人は依存したり、されたりしながら自立していく。
可能性を信じて「種をまく」こと。
参加者の方からは「自分自身、大人になっても大切なことだ感じ、良い講演会でした」という感想がたくさん見られました。
開演前と休憩時間には協力会員の五十君さんのご友人の田中さんによる、ハンドパンの演奏がありました。
