11月5日の水曜日は熊取の全小学校区は運動会の代休日
学童保育は一日保育になります。
この日にむけて支援員たちで話し合い、一日たっぷりある時間を心も体もめいっぱい動かしあい、夢中になってあそぶ、
そんな日にしたいと思い、『熊取学童第1回炎のドッヂボールトーナメント』をすることになりました。
北学童の子どもたちは、ドッヂボールが楽しみです。
放課後の時間にドッジボールをして練習する子、怖いからやりたくない子、やってみたいけどどうしようか悩む子など様々です。
朝集合したときに「ドッジやりたくな~い」「ドッジなんか男のスポーツやん」という低学年の女の子たち。
支「見るも応援もいいしみんなでいこ~」とみんなで中央小へ歩いてむかいました。
中央学童にこにこクラブ、げんきクラブ、なかよしクラブ、西学童ともだちクラブ、北学童あおぞらクラブの5クラブが集まり
『炎のドッヂボールトーナメント』がスタートしました。
ドッジの神、弾P(西学童支援員ぴーまん)のオリジナル準備体操で体をほぐし炎のショットを披露して始まりました。
あおぞらクラブ対ともだちクラブの試合を見ていた3年生の女の子に
支「一緒にやりにいこか」というと「いい。見とく。出来ひんし」
支「わかった。一緒に応援しよか」と支援員も一緒に応援していました。
試合が終わって延長戦であおぞらクラブが勝ちました。
3年生の女の子が「すご~い!私やってないのにめっちゃうれしいんやけど」
支「めっちゃうれしいな~」
ドッヂをしている子と応援してた子も一緒に喜び合う姿がありました。
すると決勝戦前にさっき見ていた3年生の女の子が「私も最後やってみる」と。支「やろやろ。最後全員で戦おうよ」
その話を聞いていた、ドッヂに入っていた子たちが
「最後やし全員でいこ」「さそってくる」と見ていた子や遊具であそんでいる子も呼びに行き
「やってみるわ」とあおぞらクラブみんなで決勝戦を戦いました。
こどもたちは学童のあそびのなかでこんなにも心を動かしあいながら夢中になってあそびます。
勝ってうれしかったり、負けて悔しかったり、はらがたったり、いろんなキモチがあります。
みんながやってるのをみてやってみたいキモチがどんどん溢れてきたり、
みんなが喜んでるのが自分も嬉しかったり、誰かが悔しくて泣いてるのをみて一緒に悔しくなったり、
学童のあそびの中で、関わり合うなかで、みんなを通して心が響き合う関わり合いがたくさんあります。
学童だからこそ、異年齢の子どもたちが一緒になってあそび、そのあそびを通して、いろんなキモチを感じあえる。
言葉じゃなくてもその姿で表現し、心を揺らしあえるような子どもたちの関係づくりを
支援員として大事にしていきたいと思います。
北学童保育所支援員